2014年1月7日火曜日

クレジットカード会社の儲けの仕組み

クレジットカードは、1回払いで
支払いを済ませばカード会員が
利息を払うことはありません。

いつも1回払いで買物をしていれば
余計な利息は払わなくて済みます。

利用した金額よりも多くカード会社に
支払わなければいけないのは
分割払いやリボ払いなどの時です。

なのでカード会社としては出来るだけ
分割払いやリボ払いで会員にカードを
利用してもらい、利息収入を少しでも
得たいのが本音だと思います。

それを決定づけるのが
請求書の案内に

「支払いをラクにするために

1回払いをリボに変更しましょう」

「ただいまリボ払いキャンペーン実地中!」


などとこんな案内がよく入っています。

なんとかリボ払いに変更してもらい
利息を得ようと必死です。

最近では、リボ払い専用の
カードなども発行されています。

じゃあ1回払いでしか買物をしない
会員からはカード会社は利益を
得られないのか?

と思うかもしれません。

しかしそんなことはありません。

分割払いで発生する利息以外に
クレジットカードの年会費が
カード会社の収入となります。

年会費は1000円前後の一般カードから
十万円以上もするプラチナカードなど
カードの種類によってさまざまです。

ちなみにセゾンカードのIR情報

(投資家向けの情報)には

《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードの会員が
50万人を突破したと記載がありました。

このカードの年会費は3150円なので
単純計算 3150×50万で約15億円の収益が
《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードだけで
上がる計算になります。

じゃあ年会費無料のカードはどうなるの?
と思った方はスルドイつっこみです(笑)

ここからが本題となります。

カード会社が1回払いでも利益を
得ることができる仕組みです。


クレジットカード決済の流れ
1.あなたが10500円一回払いにより
クレジットカードで時計を買いました。
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2.するとクレジットカード会社が
あなたのかわりに時計屋さんに
10500円を払ってくれます。
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3.クレジットカード会社は時計屋さんから
手数料を受け取ります。
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4.後日、あなたはカード会社に10500円を返済します。
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5.カード会社は、返済額の10500円と
時計屋さんからの手数料を得ることになります。


あなたから10500円を返済してもうことにより±0になります。
そして時計屋さんからの手数料(3~5%)が収益になります。

このような仕組みのため1回払いでも
カード会社は利益を得ることが出来ます。

カード会社の収益は

分割払いや
リボ払いの利息

年会費

販売店からの手数料

で成り立っています。

販売店はカード払いをされるのと
現金払いをされるのでは

現金払いをしてくれた方が余計な
手数料を払うこともないので儲けになります。

レジにカード払いは3000円以上からで
お願いしますという貼り紙がしてある店や

カード払いの場合は表示より5%上乗せに
なりますという表示がしてあるのを
見たことはありませんか?

これは以上のような理由からです。

しかし手数料は販売店が支払うものであり
会員に支払わせるのは原則違反です。

このようなことをした場合はカード加盟店契約を
打ち切るとまでいうカード会社もあります。

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